緑黄色野菜に分類されるブロッコリーは、特にビタミンCの含有量が多い野菜です。

ビタミンCが多いことで知られているピーマンやレモンなどの2倍ほどなのです。

調理に使うときには、小房にカットして茹でてからサラダや和えもの、炒めものに使ったり、グラタンやカレー、シチューなどに加えたりしますよね。ですが茹でることで、豊富なビタミンCも1/3ほどに減ってしまうのです。かなりもったいないですよね。この損失を防ぐためには、塩少々を加えたたっぷりのお湯で手早く硬めに茹でること。その後、ざるに上げてからうちわなどであおいで冷ますと良いでしょう。茹ですぎは栄養の損失が大きくなるだけでなく、味も食感も悪くなりますよ。

野菜

他にも、ビタミンA・B群、食物繊維にカルシウム、マグネシウム、鉄分などの栄養素が含まれています。特に豊富に含まれている葉緑素には、血中のコレステロールを下げてくれたり、善玉のHDLコレステロールを増やしてくれる働きがあることも分かっているのです。コレステロールの値が高いと動脈硬化や狭心症につながるといわれますから、そのような病気の予防にもつながります。

このようにたくさんの栄養素が含まれているブロッコリーですが、日持ちしないのが難点といえます。ですので、なるべく鮮度の良いものを買い求めたいところです。鮮度の良さを見極めるためのチェックポイントは、茎の切り口の部分がみずみずしいか、緑色が濃いか、つぼみがギュッと密集してしまっているか…などです。そしてできれば、その日のうちに調理してしまうのが理想的です。食べきれなくても硬めに茹でておけば、冷蔵庫で2~3日は保存可能ですよ。

それから、ブロッコリーの太い茎の部分ですが、捨ててはいませんか?茎の部分にもビタミンCや食物繊維などがたくさん含まれています。外側の硬い皮の部分を除けば美味しくいただけるのです。房の部分と一緒に茹でたり、きんぴらにしたりして食べきりましょう。